北海道特別支援教育研究協議会

　　　

　　　北特研のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。

北海道特別支援教育研究協議会（通称「北特研」）は、昭和54年に養護学校が義務化された当時、通称「北精研」として誕生し、その後、「北知研」（平成11年度）、「北特研」（平成19年度）として歩みを進め、本年で45年目を迎えました。発足当初から、知的障がい教育の領域・教科を合わせた授業や生活単元学習等、指導の形態ごとに指導要素なども含めながら、それぞれの指導計画、 指導内容表づくりなどに熱心に取り組んで参りました。
 以来、北特研は、会員の皆様の情熱に支えられ、様々な分野において本道知的障がい教育の専門性の向上と発展に寄与して参りました。
 昨年度、第44回北海道特別支援教育研究協議会全道研究大会（星置大会）を、3年ぶりにハイブリット形式にて開催することができました。開催にあたり、運営並びに推進にあたられた、会員の皆さん、事務局校の教職員の皆様、御参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。また、今年度は、各地区大会となっており、道南地区大会が全道大会を兼ねております。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、新しい時代の特別支援教育の在り方が示され、インクルーシブ教育システムの構築に向けた取組が進展する中、社会を取り巻く環境が目まぐるしく変化しているこれからの時代を生きぬくための多様な児童生徒のニーズに応じた教育、自立と社会参加に必要な力の育成にむけ、指導力と専門性の向上にむけた研修となるように進めて参りたいと考えております。
 また、教員免許更新制度が発展的に解消され、今年度から「新たな教師の学びの姿」を実現するための「新たな研修制度」が始まりました。「主体的な姿勢、継続的な学び、個別最適な学び、協働的な学び」の実現のため、本会の研修が学びの機会となるよう、多くの先生方に活用していただきたいと考えます。
 今後とも、本研究協議会への御理解と御支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

　　　令和５年６月

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北海道特別支援教育研究協議会　会長　山　本　貴　路
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（北海道白樺高等養護学校長）